エレクトロニクスの未来を拓く サニー技研の歩み
HISTORY
歴史から見るサニー技研
世界で最初に開発されたマイクロプロセッサはわずか4ビット。
これは疑いもなくコンピュータでした。手のひらに乗るコンピュータが開いた大きな夢です。
サニー技研は、マイコンと共に誕生し、その利用技術を開拓して現在まで成長してきました。
INDEX
Chapter01
サニー技研はマイコンと共に
Chapter02
量産機器のシステム開発へ
Chapter03
自動車用ネットワーク通信への参入
Chapter04
ツールメーカーとして
自社製品のさらなる拡大
Chapter05
時代を切り拓く技術への挑戦
Chapter Future
日本のモノづくりを
エレクトロニクスの技術で支える
Chapter01
サニー技研はマイコンと共に
米国のインテル社が世界で最初のマイコン「4004」を開発したのが1971年。
国産初のマイコンの量産が始まった1974年に、サニー技研は設立しました。
サニー技研の設立当初は工場の生産管理、自動化、省力化を目的とした
特注システムの受託開発を中心にソフトウェア開発とハードウェア開発の
基盤を築き上げてきました。
4ビット、8ビットプログラムデバッガーの開発、
リアルタイムOSとマルチバスを応用した
半導体工場向けシーケンサの開発、量産化などサニー技研は
マイコン黎明期の中で、先進的なモノづくりを切り拓いてきました。
Chapter02
量産機器のシステム開発へ
年代後半
年代後半
第一世代期を過ぎた後、
マイコンのアプリケーション開発、量産機器のシステム開発にアプローチし
LSIテスター、FAシステム、情報機器システムなどを次々と具体化していきました。
半導体評価のためのLSIテストシステムや半導体テストデータの集中管理システム。
カーナビゲーションシステム・ソフトウェア、工業用ミシン制御ユニットやその他さまざまなマイコン開発、システム全体の開発まで、その内容は実に多岐にわたっています。
半導体評価のためのLSIテストシステムや半導体テストデータの集中管理システム。
カーナビゲーションシステム・ソフトウェア、工業用ミシン制御ユニットや
その他さまざまなマイコン開発、システム全体の開発まで、その内容は実に多岐にわたっています。
半導体工場向けに制御装置や食品工場の仕分けシステムなど
ハードウェア機器の量産実績が今日の製品開発に活かされています。
Chapter03
自動車用ネットワーク通信への参入
年代後半
年代後半
サニー技研が強みを持つ自動車用ネットワーク通信技術。
最先端工場の24時間止まらないシステム開発、
様々な装置をつなぐ通信開発で培った技術と経験がバックボーンとなり、
自動車に求められる信頼性の高い通信技術を実現しています。
当時、規格化されたばかりのCAN通信、LIN通信を
マイコン実装するドライバソフトウェア開発に取り組んだことで、
自動車メーカーや自動車部品メーカーはECU(電子制御ユニット)へ
簡単に通信機能を搭載できるようになりました。
当時、規格化されたばかりのCAN通信、LIN通信をマイコン実装するドライバソフトウェア開発に取り組んだことで、
自動車メーカーや自動車部品メーカーはECU(電子制御ユニット)へ
簡単に通信機能を搭載できるようになりました。
サニー技研は、車載通信ソフトウェア技術力に磨きをかけ、
多くの自動車メーカーや自動車部品メーカーの開発をサポートしています。
Chapter04
ツールメーカーとして自社製品のさらなる拡大
1990年代後半、CAN通信やLIN通信のソフトウェア開発と並行して、
通信の確からしさを評価するためのアナライザツールの開発、量産販売を開始しました。
また同時期に、マイコンへプログラムを書き込むための
マイコンフラッシュプログラマの量産販売も始めています。
これが現在まで続く、サニー技研のツール事業の始まりです。
その後、自動車のECU開発を支援するための車載通信アナライザツールのMicroPecker、車載通信ソフトウェアCioRy。
マイコン評価ボードやマイコンフラッシュプログラマのS550-SFWv3Rなど、
ツールメーカーとしてユーザーが求める製品ラインナップを拡充させています。
その後、自動車のECU開発を支援するための
車載通信アナライザツールのMicroPecker、車載通信ソフトウェアCioRy。
マイコン評価ボードやマイコンフラッシュプログラマのS550-SFWv3Rなど、
ツールメーカーとしてユーザーが求める製品ラインナップを拡充させています。
Chapter05
時代を切り拓く技術への挑戦
サニー技研は技術開発型企業として、大学や企業と連携し、これまで様々な研究開発を進めてきました。
時代のニーズをいち早く感じ取り、これから要求されるであろう要素技術を
研究して実用レベルまで持っていくことがサニー技研の研究開発の目的です。
車載通信ソフトウェアやAUTOSAR、車載通信セキュリティ技術など、今では一般的に利用されている技術を先行研究してきたことで お客様の技術導入を支援し、社会の技術利用に貢献しています。
そして今、サニー技研は、量子理論を応用した機械学習の故障予兆検知、車載制御向けEthernet通信、マイコン搭載セキュリティ機能を応用したドライバ開発など
これからの時代に必要とされる技術開発に挑戦しています。
まだ確立していない技術に挑戦するパイオニア精神は、創業から変わらぬサニー技研のアイデンティティになっています。
そして今、サニー技研は、量子理論を応用した機械学習の故障予兆検知、
車載制御向けEthernet通信、マイコン搭載セキュリティ機能を応用したドライバ開発など
これからの時代に必要とされる技術開発に挑戦しています。
まだ確立していない技術に挑戦するパイオニア精神は、
創業から変わらぬサニー技研のアイデンティティになっています。
Chapter Future
日本のモノづくりをエレクトロニクスの技術で支える
サニー技研が創業から一貫して大切にしてきたものは、
モノづくりの技術会社であることへのこだわりです。
日本のモノづくりをエレクトロニクスの技術で支え、
人びとの幸せに貢献することが、サニー技研のミッションです。
ハードウェアとソフトウェアによる価値づくりが、
エレクトロニクスの未来を拓き、よりよい社会になることを私たちは信じています。